NPO法人日本不妊カウンセリング学会とは


学会HPより抜粋

(当スクールは学会とは関連ありません)


正式名称

特定非営利活動法人日本不妊カウンセリング学会

 

 

学会の目的

広く一般市民を対象に妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動を行い、また特に不妊で悩んでいる人々に対して、カップルが最適の不妊治療を選択することができるように不妊カウンセリング・ケアの発展と普及を図る。

不妊カウンセリング・ケアに係わるさまざまな実践や研究を行う。

認定基準に基づき不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターの養成講座の開催や認定を行う。

123を通して、国民の医療・福祉の向上に寄与する。

 

主な事業

医療関係者や国民に対する生殖医療や不妊についての正しい知識の普及と啓発を図る事業

学会誌や研究報告書等の発行

ホームページによる不妊カウンセリング、体外受精等の不妊に関する情報の提供

不妊カウンセリング、体外受精等の不妊に関する公開討論会、セミナー、シンポジウム等の開催

不妊カウンセリング・ケアに関する調査研究の事業

学術集会、研究会の開催等の生涯教育と研鑚のための事業

不妊カウンセラー、体外受精コーディネ-ター等の専門家の養成事業(認定基準の公表、資格認定、養成講座等の開催)

その他、本会の目的達成のために必要な事業

 

理事長・所属

現理事長 :           藤原 敏博          フェニックスアートクリニック

2014-2018:          村上 貴美子       医療法人 蔵本ウイメンズクリニック 看護師長

2010-2014:          大橋 一友          大阪大学 医学系研究科 保健学専攻,教授

2002-2010:          佐藤 孝道          前聖路加国際病院 女性総合診療部長・生殖医療センター長

 

入会資格

会員の入会条件は特に定めず、当学会の目的に賛同し、所定の手続きを経た者とする。

 

 

会費

C会員    6,000円/年

 

 

資格制度

不妊カウンセラー (Certified Infertility Counselor)

体外受精コーディネーター (Certified IVF Coordinator)

 

 

機関誌

日本不妊カウンセリング学会誌  年2

 

 

学会設立年

2002

 

 

特定非営利活動法人移行年

 

2005111


学会認定不妊カウンセラーとは

不妊に悩む方々へのサポート

不妊に悩む方々のサポートにヘルスケアプロフェッショナルの皆様の協力が求められています。

既に1000名を越える方が不妊カウンセラ-・体外受精コ-ディネ-タ-として日本不妊カウンセリング学会から認定され全国で活躍しておられます。

体外受精コーディネーターには、医師やエンブリオロジストとほぼ同等の知識を有し、生殖医療の理論と内容を熟知した医療関係者が望ましいと思われます。

 

不妊カウンセラーとは (Certified Infertility Counselor)

不妊で悩んでいる人々に対して、妊娠・出産や不妊に関する適切な情報提供活動を行い、カップルが最適の不妊治療を選択することができるよう不妊カウンセリング・ケアの実践や研究活動を行う。

本学会の認定基準を満たし、不妊カウンセラーの認定資格を得た、妊娠・出産や不妊に関連する仕事や活動に従事している者が望ましい。

 


不妊カウンセラー認定基準

不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター認定規定

  1. 到達目標(概要)
    • 生殖医療に関する基礎的知識を有している
    • evidenceに基づく不妊治療の基礎知識を有している
    • 不妊患者の心理・社会的問題を理解している
    • 不妊カップルの自立的決定を促すことができる
    • Patient Centered Care(患者中心)の考えを理解し応用できる
    • 情報の適切な伝え方を知っており、それを応用できる
    • ARTのステップ、問題点、成績などについて理解しており、患者とさまざまの医療職種間をコーディネイトできる(体外受精コーディネーター)
    • カウンセリングに関する基礎的知識を有しており、それを応用できる(不妊カウンセラー)
  2. 認定の条件
    • 上記到達目標に到達していること
    • 不妊カウンセラ-・体外受精コ-ディネ-タ-養成講座を3回以上受講していること
    • 申請時NPO法人日本不妊カウンセリング学会の会員であること ※
    • 不妊に関する職業、実践活動、研究に1年以上従事している専門職または過去に不妊治療を経験しピア・サポートを志す者
    • 初回受講年(を含む)より5年以内に認定を受けること
      ※2027年度(2026年11-12月)受験より、下記が追加されます
      日本不妊カウンセリング学会学術集会に1回以上参加(現地参加)必須となります
  3. 認定の更新
    • 認定の更新は、認定後5年ごとに行う
    • 認定の更新条件は、下記の通りとする。
    • 下記の点数を合計30pt以上取得していること

    点数は以下の点数の合計で計算します。
    1. 日本不妊カウンセリング学会への出席 10pt
      【5年間のうち必ず1回は参加が必須】
      ※2026年度(2026年6月)更新より以下に変更となります。
      【5年間のうち必ず2回は参加が必須】
      5年間のうち必ず2回は参加が必須(但し、1回はオンデマンド参加も可)
    2. 日本不妊カウンセリング学会へ出席し発表(筆頭演者) 15pt
    3. 日本不妊カウンセリング学会へ出席し発表(連名者)※1学会1件のみ 10pt
    4. 日本不妊カウンセリング学会での発表(学会出席しない連名者)※1学会1件のみ 5pt
    5. 不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座への参加 15pt
    6. 日本不妊カウンセリング学会が主催する講座への参加【基礎セミナー除外】 10pt
    7. 日本不妊カウンセリング学会誌に論文掲載(筆頭20pt、連名10pt)
    8. その他、本学会以外での不妊カウンセリングの発展や研究に寄与する活動(何件申請があっても最高5ptまで)
      *日本不妊カウンセリング学会以外の生殖医療やカウンセリングに関連した学術集会への参加や発表、論文投稿
      ① 学術集会への参加・発表は、学術集会名、開催日時、参加者の氏名が記載された参加証または領収書の提出が必須
      ② 論文投稿は、掲載された論文の別刷りかコピーの提出が必須
  4. 試験実施方法
    • 筆記試験と面接試験を行う。
    • 試験は、11月大阪、12月東京で行う。
    • 受験料¥15,000 (消費税10% 1,363円を含む)
    • 認定申請と同時に所定の方式に沿って振り込まれるものとする。不合格者に受験費用は返金しない。申請後何らかの理由でその年度内に受験されなかった場合でも、費用を返金しない。
    (2023年5月25日改訂)